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A**ー
笑いあり涙あり
ある強盗事件の話ですが、犯人、人質、警官それぞれに事情、悩みがありAnxious peopleであり、子どもから老人までかなり緻密な心理描写が多くあります。と思えば海外ならではのユーモアで何度も声を出して笑いました。翻訳ものですが英語はかなり平易でスラスラ読めると思います。オススメです。
キ**オ
takes time to finish it
doesn’t get you straight to the point, but good story
渡**里
滑稽で切ない銀行強盗と人質たちの人間模様を描く、2020年の傑作
スウェーデンのある地方の町にある銀行に間抜けな強盗が入った。強盗が要求した金額が約8万円の少額だというのも間抜けだが、この銀行はキャッシュレス銀行なのだ。狼狽して逃げた強盗は、行き場を失って売出し中のアパートメントに駆け込んだ。だが、そのアパートメントは、不動産エージェントが購買希望者たちに物件を見せている最中だった。強盗は、仕方なく彼らを人質にして立てこもることになる。人質は無事に解放されたのだが、その後に拳銃が発砲されて警察官がアパートメントに入ると、床は血だらけだったが強盗の姿は消えていた。ベテラン警官と若い警官の2人が事件を解決するために人質たちと目撃者らを尋問するのだが、まともに質問に答えられる者がひとりもいない。若い警官はフラストレーションをつのらせる。もし彼が事件を解決できなかったら、ストックホルムから刑事がやってきて取り仕切ることになる。それだけは彼のプライドが許せなかった……。監禁や誘拐事件などで、被害者が犯人に対して同情的な感情を抱くことを「ストックホルム症候群」と言う。1973年にストックホルムで起こった銀行人質立てこもり事件が由来だが、Anxious Peopleが「ストックホルム症候群」を意識した作品であることは間違いない。けれども、直接真似たものではなく、皮肉がたっぷり混じっている。スウェーデンの地方の人たちが、大都市であるストックホルムに住む住民や警官のことを「ストックホルム」と呼ぶ時の含みも面白い。フランスの地方に住む人がパリの市民に対して感じることや、アメリカの中西部の住民がニューヨーカーに対して感じることに似ているかもしれない。この小説ではとくに登場人物たちが生きている。A Man Called Ove、Beartown などの著者Fredrik Backmanが描く人物は、どんなに頑固で、不機嫌であっても、どこか憎めない人間性を隠し持っている。2020年の新刊 Anxious Peopleにもそんな人たちが沢山登場する。まったく計画性がない銀行強盗、くだらないジョークを繰り返す不動産エージェント、他人に厳しすぎるほど厳しい銀行エグゼクティブの女性、出産を控えているのに不仲になりつつあるレズビアンカップル、娘のためにアパートメントを探しているという高齢の女性、競争相手を蹴落として安く物件を買いたい夫と従順な妻……。だが、人には表面からは見えない過去や人格がある。高齢の警官と若い警官もそうだ。そして、これらの人々は、アパートメントから見える橋にまつわる過去でもつながっている。滑稽だが真面目で、切ないけれども心があたたまる2020年のお薦めの1冊である。
S**A
Not so bad
I find this one better than the book A Man Called Ove. I like the humors throughout the books but don’t like the sentimental (and quite unbelievable) parts of the multiple love stories, so I give it 3 stars. The story and actions of the bank robber is too ridiculous and unbelievable though. I don’t know these days it seems like every author has to make themselves politically correct by adding some lgbt characters in their books. No hate about that I’m just under an impression that nowadays that it’s only right when you include some lgbt stuff in your product even though you may not genuinely understand the lgbt people.
A**ー
読みにくい
マンションの内覧会中に立てこもり強盗が入るが、犯人と人質達が仲良くなり…という話。コメディであり、舞台を見ているような感じ。あらすじを聞くといい話のように思えると思うが、読んでみると登場人物がつまらないジョークを連発していたり、他人をバカにしていたりと不愉快な言動が多く、またユーモアのセンスが独特で、こちらの感情を逆撫でされるばかりでとても読みにくい。英語の表現が難しかったり独特な言い回しがあるのも、読みにくさの一因かも知れない。せっかく購入したのだから読まねば代金がもったいないと思って読んでいたが、苦行のようだった。この著者の作品は二度と読みません。
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